サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区の1次リーグ第3戦が27日、韓国・大田(テジョン)ワールドカップスタジアムであり、前回大会4強のヴィッセル神戸は大田(韓国)に1-0で競り勝ち、開幕3連勝とした。
神戸は前半終了間際に相手のカウンターから決定機を築かれたが、GK権田のシュートセーブで無得点に抑えた。後半38分、酒井からの右クロスに合わせた小松のヘディングシュートで1点を先制し、そのまま逃げ切った。
中2日で寒暖差の激しい敵地韓国に乗り込んだ難しい試合を、神戸はチーム一丸でものにした。「とにかく攻守で矢印を前に向けた」という小松が終盤に決勝ゴール。試合を通じて好セーブが光ったGK権田は「普段出場機会が少ないメンバーが出てもしっかり勝てるのが神戸の強さ」と開幕3連勝を誇った。
直近のJ1町田戦から先発7人を入れ替え、エース大迫やエリキ、DFトゥーレルはベンチからも外れた。気温11度と試合前に選手らがベンチコートを着込むほど冷え込む中、立ち上がりから積極的にプレスをかける神戸の戦いを仕掛けた。
だが、決定機を築くことができずにいると、次第にボールを持たれる展開に。前半終了間際には、相手のカウンターからのピンチをGK権田のセーブで防いだ。
後半も一進一退の攻防が続く中、一瞬の隙をついた。後半38分、右サイドの酒井からゴールに向かうクロスに、小松がニアへ走り込む。巧みに頭で流したボールは左サイドネットに吸い込まれた。「一番大事なのは点を取ること」と語っていた背番号29は、直後に脚がつって倒れ込み、すぐには立ち上がれなかった。
執念の決勝点を守り抜き、終了間際の相手の猛攻をしのぎきって2試合連続無失点。約300人が駆けつけたという神戸サポーターと歓喜を分かち合った。(宮崎真彦)























