GMOインターネットグループへの攻撃者が27日にネット上で公開したとみられる声明。閲覧すると個人情報を収集されたり、不正アクセスを受けたりする可能性がある
 GMOインターネットグループへの攻撃者が27日にネット上で公開したとみられる声明。閲覧すると個人情報を収集されたり、不正アクセスを受けたりする可能性がある

 GMOインターネットグループの外国為替証拠金取引(FX)向けサービスへの不正アクセス問題で、攻撃者からとみられる声明が27日、ネットで公開された。GMOが100万ドル(約1億5千万円)の身代金要求に応じていないとして、顧客のものと称する1人分の個人情報を掲載した。複数のサイバーセキュリティー関係者が明らかにした。GMOは声明を把握し「内容を確認している」と説明。個人情報を盾に不当な金銭授受を強要するやり口で、事態収拾が長引く恐れもある。

 個人情報には、真偽は不明だが氏名や住所のほかプライバシーに関する事項が含まれる。声明は個人情報を毎日公開するとも表明。GMOは、この公開情報を閲覧するとアクセス履歴などが攻撃者側に取得されるとして控えるよう呼びかけた。

 GMOは、攻撃者が27日正午に身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」攻撃を仕掛けると予告したことを踏まえ、事前にパソコンのコードを抜き、電源を落とすよう顧客に要請した。