兵庫県神河町に主力工場を置く飲料メーカー「キンキサイン」(姫路市豊沢町)が24日、「山田林業」(同市北平野)と共同で取り組む水源涵養(かんよう)のための山林保全活動「やまもり100年のもり」に、大手飲料メーカーの伊藤園が初参画した。伊藤園は自社製品の製造拠点として群馬や千葉、静岡、長野など全国5カ所で森林保全に取り組んできたが、西日本での活動は初めて。
当日は、キンキサイン本社第二工場で使用する水が流れる越智川沿いの山林で植林を実施。木が伐採された斜面に入り、くわで穴を掘りながら、花粉の少ないスギの苗木約100本を植え付けた。
現場では、山田林業の山田尚弘会長や山田健太郎社長らが「地表に落ち葉などが堆積(たいせき)して腐植層ができると、バクテリアが繁殖して土壌が発酵する。この腐植層を増やすことこそが水源涵養には不可欠」と活動の重要性を解説した。さらに「植樹後約2年で夏草が増えるため、苗木が負けて折れないよう下草刈りを行う。ここからが“山のはじまり”だ」と今後の活動の展望を語った。























