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食堂だった建物を改装したどんぐりの家=朝来市山東町大垣
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食堂だった建物を改装したどんぐりの家=朝来市山東町大垣
気軽に相談できる雰囲気のどんぐりの家=朝来市山東町大垣
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気軽に相談できる雰囲気のどんぐりの家=朝来市山東町大垣

 引きこもりの当事者や親の相談支援を続ける兵庫県朝来市のNPO法人「朝来どんぐりの会」がこのほど、同市山東町大垣に無料で相談を受け付ける居場所「どんぐりの家」を開所した。これまでは同会の会員が訪問して相談を受けることが中心だったが、相談者が自由に足を運べるようになる。(竜門和諒)

 同会は2018年から、ボランティアとして市内で活動をスタート。引きこもり当事者の親を対象にした交流会を開くなど、会員14人で活動している。

 同会によると、市内の引きこもり当事者数は依然多く、学校卒業後から数十年にわたって社会生活が難しい状態が続く例もあるという。また今後、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が、引きこもりの引き金になる可能性があると不安視しているという。

 どんぐりの家は、かつて食堂だった平屋の建物を改装。月、火、木-土曜日の午前11時~午後3時に開所し、常駐する会員2人が訪れた人の相談に応じる。

 同会の安達まゆみ理事長は「好きな時に立ち寄ってもらい、悩みを打ち明けられる気さくな場所にしていきたい」と話している。

 同会は11月28日午後1時半から、市山東支所で親の会を開く。参加費300円。引きこもり当事者で現在は支援も行う男性に話を聞き、引きこもりから一歩踏み出すヒントを学ぶ。

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