但馬

いさり火の幻想風景、間近で眺めて イカ釣り漁最盛期、香住沖でナイトクルージング

2022/07/26 05:30

 兵庫県香美町香住区境の宿「三七十(みなと)館」が、香住沖のいさり火を海上から眺めるナイトクルージングを始めた。8月末まで。(長谷部崇)

 いさり火は、漁船がシロイカやスルメイカを釣るためにたく集魚灯。イカ釣り漁は今が最盛期で、日没後の但馬沖は海上に並ぶ光が煌々(こうこう)と輝く。

 クルージングは新型コロナウイルスに対応した新規観光コンテンツとして、町の補助金を活用。三七十館の大将で、ダイビングのインストラクターもこなす小柴勝昭さん(61)が、小型船(定員12人)で香住漁港西港から香住沖まで案内する。

 日没後、アンカーを落とした漁船にぽつり、ぽつりと明かりがともり、色とりどりのいさり火を楽しめる。小柴さんは「いさり火は陸から見るより、海から見た方が美しい。間近で幻想的な光景を見てほしい」と話す。

 ツアーは約1時間で、1組2~12人。大人5500円、12歳未満3500円。予約申し込みは、宿泊予約サイト「じゃらんネット」の「遊び・体験」にある「山陰海岸ジオパークダイビングスクール」のページか、三七十館(TEL0796・36・3330)へ。海の状況によって休止する場合がある。

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