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田んぼに浮かぶ「寅」 もち米と古代米で色分けオリジナルキャラ描く 香美町

2022/09/06 05:30

 兵庫県香美町香住区三川で、今年のえと・寅(とら)のキャラクターを描いた田んぼアートが見頃を迎えた。10月の稲刈りまで楽しめそう。

 約千平方メートルの休耕田を使った取り組みで、昨年のヤドカリに続いて2回目。

 稲穂の色が異なるもち米と古代米を植えた。古代米は赤、黒、緑に色づき、田植えの際に寅の絵柄になるように苗を配列した。寅の顔の輪郭は、ひらがなの「と」「ら」を組み合わせて描いたという。

 寅の隣の田んぼには「三川」や「トワコ」の文字が浮かび上がる。トワコは、寅のキャラクターをデザインした豊岡市の女子高生の名前という。田んぼアートプロジェクトの代表を務める会社員駒居栄治さん(62)=香美町=は「三川地区は佐津川や田園の風景も魅力で、ぜひ見に来てほしい」と話した。

 同区下岡の西下岡公民館近くに「おくさづ田んぼアート 8キロ先」の看板があり、表示に従って佐津川沿いに車を走らせると「田んぼアート」ののぼりが見えてくる。(長谷部崇)

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