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再認定調査を終え、会見を開いた審査員ら=鳥取市内
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再認定調査を終え、会見を開いた審査員ら=鳥取市内

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に認定されている山陰海岸ジオパークについて、兵庫、京都、鳥取の3府県であった再認定審査が13日に終了。同日、審査員が鳥取市内で会見を開いた。2023年1、2月ごろに結果が発表される見込みという。

 10年に初めて世界ジオパークに認定。4年ごとに認否のための審査があり、今回で3回目となった。10月9日からアイスランドとマレーシアの審査員2人が計11カ所を視察した。

 10日には豊岡市を訪問。玄武洞公園では英語で案内を受けながら、玄武洞と青龍洞、休憩棟内の展示を見て回った。園の出入り口が階段のみで、車いすの利用客などが入園しにくいと指摘する場面もあった。

 会見では、アイスランドのシガーダール・シガーベインソン審査員が「施設やジオサイトの素晴らしさと質の高さには感銘を受けた。府県や市町などがジオパークに関わっているのが山陰海岸ジオパークの強み」と評価。マレーシアのアズミル・ムニフ・ビン・モド・ブカーリ審査員はコウノトリについて触れ、「世界では野生動物が絶滅にひんしている中、一度絶滅したコウノトリが素晴らしい努力で復活したことは、世界に発信すべきもの」とした。

 再認定への改善点については「これから精査して評価していく」と述べるにとどめた。(丸山桃奈、斎藤 誉)

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