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神鍋高原のリンゴなどを使用したアップルパイとりんごあめ=豊岡市中央町
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神鍋高原のリンゴなどを使用したアップルパイとりんごあめ=豊岡市中央町
神鍋リンゴを使用したアップルパイ。コーティングはリンゴあめ用のあめを使っている=豊岡市中央町
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神鍋リンゴを使用したアップルパイ。コーティングはリンゴあめ用のあめを使っている=豊岡市中央町
神鍋高原のリンゴなどを使ったアップルパイ=豊岡市中央町
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神鍋高原のリンゴなどを使ったアップルパイ=豊岡市中央町
りんごあめも人気=豊岡市中央町
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りんごあめも人気=豊岡市中央町

 カフェを併設する財布専門店「マチック」(兵庫県豊岡市中央町)で、神鍋高原のリンゴなどを使ったアップルパイやりんごあめの販売が始まった。抽出後のコーヒー豆を有機堆肥にしてリンゴ農家に使用してもらう取り組みも進めており、「おいしく環境を考えるきっかけになれば」と話している。(石川 翠)

 同店はカバンストリート(宵田商店街)でかばん専門店「オルター・エゴ」を運営する土生田直樹さん(44)が、観光客の滞在時間を延ばし、地元住民の憩いの場になるようにと今春にオープンした。

 地元の老舗コーヒー専門店「ヒグラシ珈琲」の豆を使用したエスプレッソを提供しており、その抽出後のかすの活用方法を考えていたという。腐葉土と混ぜて発酵させると肥料になることを知り、半年間の実験を経て、神鍋高原のリンゴ農園で使ってもらうことになった。

 当初は神鍋高原のリンゴのみを予定していたが、食べ頃が短いといい、今後は品種を頻繁に変えて全国から旬のリンゴを仕入れることに。「甘みと酸味のバランスが良く、歯触りのいい品種を選んでいる」という。

 甘く煮込んだリンゴをパイ生地で包み、りんごあめで使用する水あめに漬けてコーティング。しっとりとした中身と、外側はがりがりとした歯ごたえのある食感になっている。

 「男性のカフェ文化をつくっていきたい」との思いから、新商品のターゲットは「甘いアップルパイをかじりながら、エスプレッソを味わうダンディーなおやじ」とイメージするが、今のところ購入客の多くは女性という。

 アップルパイ650円。りんごあめは500円(カットする場合は550円)。マチックTEL0796・20・8193

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