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JR西、城崎以西で特急はまかぜ減便 来年3月のダイヤ改正で

2022/12/22 05:30

 JR西日本は、神戸、大阪と兵庫・但馬地域などを結ぶ特急はまかぜについて、来年3月18日のダイヤ改正で運行の区間や時間を見直す。利用者の少ない区間の運行を取りやめ、城崎温泉駅以西では減便となる。さらに普通列車も播但線と山陰線で減らす。

 はまかぜ1号は、午前9時38分の大阪発を同7時48分に繰り上げる。山陰地方での滞在時間を拡大して、ビジネスや日帰り旅行などの利用増を狙う。半面、午前6時鳥取発の2号は城崎温泉(同7時13分)発にして区間を縮小する。同じように午後6時4分大阪発の5号は鳥取行きを豊岡行きにする。

 1号(大阪-浜坂)と4号(浜坂-大阪)は、運行区間を延ばして鳥取発着とし、ダイヤ改正後も大阪-鳥取の運行を1日1往復を維持する。

 ただ、2号と5号の区間縮小で、城崎温泉駅以西の利用者は朝に出発して夜に戻る大阪、神戸との直通列車がなくなる。新温泉町の担当者は「普通列車に乗り継ぐ必要があり、不便になって足が遠のいてしまう」とした。

 普通列車も山陰線の城崎温泉-香住、豊岡-香住で利用の少ない時間に各1往復の運転を取りやめる。播但線でも午前5時23分和田山発の運行を打ち切る。

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