ヒレグロを使った缶詰の開発に取り組む(左から)寺戸晃成さん、関航太朗さん、高橋由幸さん=香住高校
ヒレグロを使った缶詰の開発に取り組む(左から)寺戸晃成さん、関航太朗さん、高橋由幸さん=香住高校

 網にかかっても捨てられたり、漁業資源を荒らしたりする「地域の課題魚」を使うオリジナル缶詰づくりなどで高校生が競う全国大会「ローカルフィッシュカングランプリ」で、香住高校の3年生3人が決勝進出の9チームに選ばれた。3人が目を付けた課題魚は、ホタルイカなど沖合底引き網漁で混獲され、値が付きにくい小型のヒレグロ(ヤマガレイ)。但馬地域の漁師飯「じゃう」の味付けで優勝を目指す。(長谷部崇)