丹波篠山市の酒井隆明市長(69)は11日、同市役所で会見し、前立腺がんが見つかったと公表した。摘出手術のため、17~26日、神戸市内の医療機関に入院する。18~21日は堀井宏之副市長が職務代理者となる。回復の様子を見ながら、22日からは病室で執務する予定という。
酒井市長によれば、2年前の定期健診の血液検査で、数値に異常があったものの問題はないとの診断だった。しかし、今年2月の健診で数値が悪化。自覚症状はなかったが、磁気共鳴画像装置(MRI)検査や生体検査の結果、4月に前立腺がんと判明した。現在のところ、他の部位への転移はないという。