中学生の女子野球チームの大会「ベリーエースカップ」(神戸新聞社後援)が、丹波市市島町中竹田のつかさグループいちじま球場であった。県内4チームが参加し、トーナメント形式などで熱戦を繰り広げた。
丹波市の小中学生らでつくる「丹波ベリーエース」が主催。但馬地域の選手らで構成する「但馬ユナイトガールズ」(養父市)、加古川市に拠点を置く「フルスイング兵庫」、神戸市の選手らでつくる「兵庫ヴィクトリア」の3チームを招待した。会場のいちじま球場は、全国高校女子硬式野球選手権大会も開かれる女子野球の「聖地」。選手たちは憧れのグラウンドで、力いっぱいバットを振ったり、土にまみれて白球を追ったりした。
但馬ユナイトガールズの丸尾彩花(いろは)主将(13)=朝来市立朝来中2年=は「ほかの大会にない楽しさや魅力があると思う。またぜひ開催してほしい」。フルスイング兵庫の長岡明花莉(あかり)主将(14)=姫路市立琴陵中3年=は「これまで試合を見に来ていた場所で実際に戦うことができて楽しさ倍増」と笑顔を見せた。
兵庫ヴィクトリアの諫山來羽(くう)主将(14)=高砂市立荒井中3年=は「今日が中学最後の試合だったので大切な思い出になった」と話していた。(秋山亮太)