定員200人の会場がほぼ満員となった公開討論会の様子=ポップアップホール
定員200人の会場がほぼ満員となった公開討論会の様子=ポップアップホール

 丹波市長選(10日告示、17日投開票)を前に、立候補予定者5人の公開討論会が8日夜、同市氷上町本郷のポップアップホールで開かれた。立候補予定者らが、自身が抱くまちの将来像や市の現状、課題など巡り論戦した。主催者の特設サイトで動画が視聴できる。(那谷享平)

 参加者は現職の林時彦氏(70)のほか、新人の前市教育長の岸田隆博氏(66)、市議の小橋昭彦氏(59)、元市議の前川進介氏(46)、農業の岩崎政義氏(69)。全員が無所属で立候補する方針。

 討論会は2時間半の長丁場となった。前半は市民たちが考えた公開アンケートに沿って、一人ずつ市政のビジョンや政策、主張を披露。住民自治の支援や女性参画の推進、教育の充実などが議題となった。後半は自由討論で参加者が相手を指名して質問、議論した。