国際博で設置するモニュメントと同形状の作品。表面のデザインや大きさは異なる(加古勝己さん提供)
国際博で設置するモニュメントと同形状の作品。表面のデザインや大きさは異なる(加古勝己さん提供)

 4月の開幕が近づく「丹波篠山国際博」で、主催の実行委員会は象徴となるモニュメントを丹波篠山市内に設置する。文化や伝統、自然など地域の魅力を継承し、未来へつなぐことを表したデザインで、陶器など地元の工芸品の素材を使用。同市は制作に向けて、ふるさと納税制度を使って自治体が行う「ガバメントクラウドファンディング」で寄付を募っている。(秋山亮太)

■直径1メートルほどのリング、台座を含め高さ2メートル

 国際博は「日本の美しい農村、未来へ」と題して市や実行委員会で実施。祭りや伝統行事、自然が生み出す景観や食など、市内各地の地域資源を最大限に活用。丹波篠山の魅力として国内外に発信していく。