丹波焼最古の登り窯の公開焼成でまきをくべる窯元ら=丹波篠山市今田町上立杭
丹波焼最古の登り窯の公開焼成でまきをくべる窯元ら=丹波篠山市今田町上立杭

 丹波焼の里として知られる、丹波篠山市今田町上立杭に残る地元で現役最古の登り窯(県重要有形民俗文化財)で、年に一度の公開焼成があった。地元の窯元らでつくる「丹波立杭陶磁器協同組合」などの主催。今年は、大阪・関西万博に合わせ、県が推進する体験型の観光プログラム「ひょうごフィールドパビリオン」の一環として実施。窯だきは3日間続き、窯元らが交代で寝ずの番をして、燃料のまきをくべ続けた。(堀井正純)