女子ソフトボールの親善試合を前に整列し、あいさつする韓国代表チーム(左手)と環太平洋大学チーム=丹波篠山市南矢代
女子ソフトボールの親善試合を前に整列し、あいさつする韓国代表チーム(左手)と環太平洋大学チーム=丹波篠山市南矢代

 女子ソフトボール・韓国代表チームを招いた親善試合が、丹波篠山市南矢代の篠山学園グラウンドであった。スポーツによる地域振興を目指す市民有志の団体「丹波篠山夢プロジェクトソフトボール」(古杉和広代表)が企画・主催。環太平洋大学(岡山市)などのチームが対戦したほか、歓迎式で、選手たちが地元の小学生らと交流し、日韓の友好を深めた。(堀井正純)

■市民有志の団体が企画、デカンショ節を踊る一幕も

 今年は日韓国交正常化60周年の節目でもあり、地元で開催中の「丹波篠山国際博」の一環で実施した。企画の発起人となったのは、丹波篠山市スポーツ振興官で、アトランタ五輪の女子ソフトボール日本代表チームのヘッドコーチを務めた長沢宏行さん(72)。韓国代表チームの久門篤志監督が、長沢さんの母校・日本体育大学の後輩だった縁で実現した。