自作「朧気(狼)」の横に並ぶ秋永邦洋さん=兵庫陶芸美術館
自作「朧気(狼)」の横に並ぶ秋永邦洋さん=兵庫陶芸美術館

 「陶」による独創的な立体アートを手がけ、国内外で評価を得ている美術家・秋永邦洋さん(47)=尼崎市=の作品の特別展示「仮想の生命」が、兵庫陶芸美術館(丹波篠山市今田町上立杭)で開かれている。狼(おおかみ)や虎など、動物をモチーフにした彫刻的な焼き物を通して生命や死、存在などについて問いかけている。(堀井正純)