研究と試行を重ねて優勝をつかんだ福知山淑徳高校の渡辺生さん(左)、宇藤藍夢さんペア=丹波篠山市黒岡
研究と試行を重ねて優勝をつかんだ福知山淑徳高校の渡辺生さん(左)、宇藤藍夢さんペア=丹波篠山市黒岡

 高校生が丹波篠山市の特産品を使った料理でアイデアと腕を競う「高校生グルメチャレンジin丹波篠山」が、丹波篠山市民センター(同市黒岡)で開催された。市内外の6組がオリジナルの丼を調理して激突。審査の結果、福知山淑徳高校1年の宇藤藍夢(らむ)さん(15)=京都府京田辺市出身=と渡辺生(いくる)さん(15)=同伊根町出身=ペアが、考案した「とろ~り極上 デカンショ丼」で優勝に輝いた。1位になった丼は地元で期間限定販売される。(秋山亮太)

 同市商工会青年部が2018年から続ける企画。高校生の発想力で地域の特産品の新しい食べ方や食文化を発見、提案してもらい、魅力発信につなげる狙いという。今年は「特産品を使った丼」がテーマとされ、丹波篠山市のほか丹波や三田、福知山市の高校から23のレシピが寄せられた。