開幕が迫る愛知・名古屋アジア大会の聖火リレーランナーとして、ダウン症のある、名古屋市の中村遼介さん(19)が市内を笑顔で走った。卓球で優勝に輝いた経験がある。「こんなに元気に成長できると伝えたい」。思いを胸に聖火をつないだ。
13日、降っていた雨がやみ、親戚や卓球の仲間、友人らの声援を受けながらトーチを掲げた。走り終えると「みんなに僕の晴れ舞台を見てもらえてうれしかった」と、すがすがしい表情を浮かべた。
心臓の病気で生後間もなく集中治療室に入った。大手術を受け入退院を繰り返したが、現在は運動制限もなくなり活発に体を動かせる。
卓球との出会いは小学生のころ。中1からは習い始め、週2回の練習を続けている。昨年12月、初出場したパラID全日本卓球選手権大会の男子ダウン症の部で優勝を果たした。
予想していなかった日本一に「うれしくて、ぼろぼろ泣いた」という。大会連覇を目指し、回転サーブなどの技術に磨きをかけている。見据えるのは日本代表としてパラリンピックの舞台に立つことだ。























