完成した愚胸記の現代語訳の冊子=播磨町郷土資料館
完成した愚胸記の現代語訳の冊子=播磨町郷土資料館

 播磨町の歴史愛好家でつくる町郷土資料館(同町大中1)の「古文書を学ぶ会」が、江戸時代中期に地域の庄屋だった梅谷七右衛門清政(1683~1762年)が、村の生活や自身の生涯について記した「愚胸記(ぐきょうき)」を現代語訳にまとめた。同館の水野洋子館長は「当時の世相に触れて、郷土の歴史に興味を持つきっかけにしてほしい」と話している。(宮崎真彦)