豆心亭を切り盛りする永田勝巳さん(右)と妻の舞子さん。全国豆腐品評会の予選で絹ごしが金賞、木綿、おぼろ豆腐が入賞した=高砂市阿弥陀1
豆心亭を切り盛りする永田勝巳さん(右)と妻の舞子さん。全国豆腐品評会の予選で絹ごしが金賞、木綿、おぼろ豆腐が入賞した=高砂市阿弥陀1

 高砂市阿弥陀1の豆腐店「豆心亭(まごころてい)」が、日本一おいしい豆腐を決める「第8回全国豆腐品評会」に初出品する。こだわりの県内産大豆と地下水を使った逸品。7月にあった近畿地区予選の「絹ごしの部」で金賞を受賞し、出品権を得た。同店の永田勝巳代表(52)は品評会で上位を目指し、さらなる改良を重ねている。(田中朋也)

 同店は1999年に永田さんの義父が創業。現在は永田さんと妻の舞子さん(43)の2人で切り盛りする。永田さんは高校卒業後、料理人の世界へ。約20年間、大阪や神戸などの日本料理店で腕を振るってきた。2016年から豆腐作りを始めた。