精肉店で販売する食肉総菜レシピを競う「ミートデリカコンテスト」で、県立農業高校食品科学科3年の木村綾花さん(18)の「ひね鶏の大葉ナゲットあんかけ」が、全国最優秀の農林水産大臣賞に輝いた。卵を産み終えた「ひね鶏」を使い、食品ロス削減の観点も評価されたという。(増井哲夫)
約4千の食肉店が加盟する全国食肉事業協同組合連合会(東京都港区)が主催。国産食肉を主材料とした総菜の開発を目的に開く。今回は全国1321点の応募があり、地方予選を勝ち抜いた27人が参加。店頭販売される4パックの分量を想定し、材料費2千円(牛肉を含む場合は2500円)、調理時間1時間以内で作った。