今月末で閉園となる加古川市立別府町幼稚園(兵庫県加古川市別府町宮田町)で7日、「ありがとうの会」が開かれた。卒園生や関係者ら約350人が集まり、長年支えてくれた地域の人たちに感謝の気持ちを伝えた。
同園は1956年に別府小学校の校舎の一部と、加古川公民館別府町分館の一部を仮園舎として開園。73年に現在地に園舎ができ、ピーク時の79年には198人が在籍した。70年間で約6100人を輩出し、卒園生にはお笑い芸人として活躍する陣内智則さんがいる。現在は4、5歳児19人が在籍している。
ありがとうの会では、園の歩みを写真で振り返るスライドショーがあり、七夕などの行事が紹介されると、子どもたちから「これやった」という声が聞かれた。園児による和太鼓演奏のほか、サプライズで届いた陣内さんからのビデオが披露された。陣内さんは「幼稚園でアホなことしたなとか、そういう思い出が今の仕事につながっている。70年間お疲れさまでした」とメッセージを送った。
園内には、過去の卒園アルバムや文集が並び、卒園生や元教諭らが再会し、近況報告や当時の思い出話に花を咲かせた。次女が園に通っている西川彩香さん(28)は「長女もお世話になった。とても寂しい。先生が優しく子どもに寄り添ってくれた。感謝でいっぱい」と別れを惜しんだ。
この日までに、同じく今月末で閉園する加古川、鳩里、氷丘幼稚園でもそれぞれお別れイベントがあった。(斎藤 誉)
























