赤沢亮正経済再生担当相が、対米関税協議で4~6日の日程で訪米することが3日、政府関係者への取材で分かった。石破政権の幹部は、トランプ大統領が赤沢氏の訪問に合わせ、日本に対する相互関税の負担を軽減する特例措置と自動車関税引き下げの大統領令に署名するとの見通しを示した。日米は合意済みの5500億ドル(約80兆円)の対米投資の枠組みを確認する共同文書の公表も視野に入れている。
赤沢氏は当初8月28日に渡米する予定だったが、米側が関税引き下げの手続きを進める確証が得られず、当日に急きょ中止した経緯がある。