大阪・関西万博会場で7日、「イタリアウイーク」が始まった。イタリア館では天正遣欧少年使節として同国に渡った伊東マンショのアンドロイドを特別展示。14日までの期間中、オペラやバレエが披露される。
アンドロイドは、ロボットと人間の共存がテーマのパビリオンを手がけるロボット学者石黒浩氏が提供。イタリア館に飾られている伊東マンショの肖像画の横に展示され、身ぶり手ぶりを交え、しゃべりかけながら来場者を出迎えた。
学生の頃から同国と深いつながりがあるという石黒氏は「歴史を認め合い、友好を深めていけると感じてもらいたい」と記者団に語った。