インターネットで好みの店に投票する「カレーうどん甲子園」が開かれている。「日本で一番おいしいカレーうどんのお店はどこだ?」をキャッチコピーに、兵庫県西宮市が拠点の「日本カレーうどん協会」が開催。投票は21日までで、28日にJR甲子園口駅南側の「ほんわか商店街」で結果発表があり、カレーうどんのブースが出店する。
2022年、愛好家らが「世界をカレーうどんで笑顔にしたい」と、「カレーうどんの日」の8月2日に同協会を創設。会社員を辞めてうどん店を開業した山根貞人(さだと)さん(57)=神戸市=が会長兼理事長を務めている。
カレーうどん甲子園は23年に始め、3回目。初回はお膝元の「うまいもん屋 晴」(西宮市松籟荘)が最高金賞を受賞した。2回目は西エリア(近畿以西)と東エリア(東海・北陸以東)でそれぞれ14店が金賞に、1店が最高金賞に選ばれた。西エリアは西宮市甲子園口3の「ねずみ女が作る妖怪カレー」、東エリアは2年連続で名古屋市の「魂のカレーうどん」だった。
投票方法は、同協会のホームページ(https://curry–udon.jp)にある専用フォームとX(旧ツイッター)、インスタグラムから、お気に入りの店舗名や住所を投稿する。複数店への投票は可能だが、同じ店には1人1票のみ。
山根さんは「回を重ねることで投票数も増えている。カレーうどんの魅力と文化を広め、地域を元気にしたい。1票をお願いします」と呼びかけている。(堀内達成)