西田敏行さんをしのぶイベントで対談する宮藤官九郎さん(右)と箭内道彦さん=13日午後、福島県郡山市
 西田敏行さんをしのぶイベントで対談する宮藤官九郎さん(右)と箭内道彦さん=13日午後、福島県郡山市

 昨年、76歳で亡くなった俳優西田敏行さんをしのぶイベントが13日、出身の福島県郡山市の市立美術館で開かれた。登壇した脚本家の宮藤官九郎さん(55)は、自身のドラマに初めて出演した時のことを振り返り「作品を面白くするためにそれぞれが何かするのを忘れるなと、最初に教わった。サービス精神の人だった」と話した。

 郡山市では、名誉市民の西田さんの足跡を写真や映像で振り返る展示会「愛してるぞ~い!」(9月6~28日)を3カ所で開催中で、イベントはその一環。

 宮藤さんと対談したクリエーティブディレクターの箭内道彦さん(61)は「作品や見る人、そして社会への愛があり、その愛を世界にぶつけていた」と話した。