ボクシングのトリプル世界戦は14日、名古屋市のIGアリーナで行われ、WBAミニマム級王座決定戦で、同級2位の松本流星(帝拳)が同級1位の高田勇仁(ライオンズ)を5回1分26秒、3-0の負傷判定で下して新王者となった。5回に偶然のバッティングで高田の試合続行が不可能となり、採点で松本が王座をつかんだ。
WBOバンタム級タイトルマッチで、王者の武居由樹(大橋)は同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)に4回1分21秒、TKO負けを喫し、3度目の防衛に失敗した。武居は1回にダウンを許した。4回に連打を浴びたところで、レフェリーが試合を止めた。