手話を用いた演劇やダンスで正確さや演出力を競う第12回「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」が14日、鳥取県倉吉市で開かれた。演劇・コント・ポエムなどの部門では熊本県立熊本聾学校が3連覇で4度目の優勝、ダンス・歌唱部門では神戸野田高が初優勝した。
熊本聾学校はAIが当たり前になった世界を題材に、手話で話すアンドロイドと博士をユーモアたっぷりに演じた。同校2年の古川楓さんは「お客さんが笑ってくれてうれしい」と喜んだ。ダンス部門で初優勝を果たした神戸野田高2年の河島一嘉さんは「手話とダンスをあわせるのが難しかったけど、完成させて踊ることができてうれしかった」と話した。