女子20キロ競歩 3位でゴールする藤井菜々子(右)=国立競技場
 女子20キロ競歩 3位でゴールする藤井菜々子(右)=国立競技場

 陸上の世界選手権東京大会第8日は20日、国立競技場などで行われ、同競技場発着で実施の20キロ競歩は女子の藤井菜々子(エディオン)が自身の日本記録を15秒更新する1時間26分18秒で3位に入った。女子競歩で日本勢がメダルを獲得するのは五輪、世界選手権を通じて初めて。

 岡田久美子(富士通)は18位、柳井綾音(立命大)は37位。マリア・ペレス(スペイン)が1時間25分54秒で制し、35キロ競歩との2冠を2大会連続で達成した。

 男子は吉川絢斗(サンベルクス)が1時間19分46秒で7位に入賞した。丸尾知司(愛知製鋼)は9位。2大会ぶり3度目の制覇を狙った山西利和(愛知製鋼)は28位に終わった。35キロ競歩で銀メダルのカイオ・ボンフィム(ブラジル)が1時間18分35秒で制した。

 男子円盤投げの湯上剛輝(トヨタ自動車)は予選落ちした。