25日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比53銭円安ドル高の1ドル=148円57~58銭。ユーロは03銭円安ユーロ高の1ユーロ=174円53~57銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が23日の講演で、追加利下げの要否に関し、経済指標を見極めて判断する姿勢を示した。FRBの利下げペースが想定よりも遅くなるとの観測が広がり、ドル買い円売りが優勢となった。

 市場では「円安ドル高が進む中、利益確定の円買いも一部入っている」(外為ブローカー)との声があった。