自民党総裁選挙管理委員会の逢沢一郎委員長は3日、党神奈川県連で投票資格を持つ党員らの数の訂正があったことに関し、党本部で記者団に「大変残念で遺憾だ。あってはならないことで、大きな反省点だ」と述べた。森山裕幹事長と小渕優子組織運動本部長に対し、原因究明と再発防止を申し入れたと説明した。
総裁選管は9月27日、神奈川県の党員らが826人増えたとの人数訂正を発表。その後、県連会長の小泉進次郎農相以外を支持する党員を、県連の一部が離党させていたとの疑惑を週刊誌が報道した。小泉氏は「著しく事実に反する」とのコメントを発表している。