ゲレンデが真っ白になったハチ高原スキー場=養父市大久保
ゲレンデが真っ白になったハチ高原スキー場=養父市大久保

 冬型の気圧配置に覆われた19日、兵庫県内は各地で今季最低気温を記録した。養父市のハチ高原スキー場では冬山シーズンを前に約10センチの積雪が観測された。18日から降り始め、ゲレンデは一面真っ白になった。

 神戸地方気象台によると、最低気温は神戸市で7・5度、西脇市で2・1度、三田市で1・3度など、県内14地点で今季最低になった。

 ハチ高原スキー場でリフトを管理する「鉢伏開発観光」などによると、19日は周辺の道路で今季初の除雪が実施された。

 同スキー場は12月20日の開業を控え、リフトの座席を取り付けるなど準備を進める。同社の山本裕貴さん(29)は「大変な作業だが、お客さんを安全に運べるよう頑張りたい」と話した。(吉田みなみ)