【ニューヨーク共同】米映画協会(MPA)は7日までに、人工知能(AI)開発の米オープンAIが新たに始めた動画生成AI「Sora(ソラ)」を巡り、会員企業の映画やキャラクターに似た著作権侵害の疑いがある動画が拡散されていると批判した。即時に断固とした対応をするよう求めている。

 MPAは、映画や動画をつくるウォルト・ディズニー、ネットフリックスなどが加盟する業界団体。著作権保護や政策提言を担っている。

 MPAは6日に発表した声明で、著作権を巡る問題に関し「責任は権利者ではなくオープンAIにある」と強調した。