若者の闇バイト加担を防ごうと、福岡県警が13日、県内の学生らとの交流会「学生防犯ボランティアサミット2025」を、福岡市東区の公共施設で実施した。防止策として「闇バイトをモチーフにしたショート動画を作成する」など、学生目線の案が飛び出した。

 県警生活安全総務課犯罪抑止対策室長の村田圭介警視は「考え付かないような意見が多くあった。持ち帰って参考にし、犯罪抑止につなげたい」と話した。

 学生の他、署員や県職員ら約60人が参加。闇ビジネスを生業とする若者を描いた映画「愚か者の身分」の試写会後、グループに分かれ対策を議論した。