【サンパウロ共同】ルビオ米国務長官とブラジルのビエイラ外相は16日、ホワイトハウスで会談し、米国がブラジルに課している50%の関税措置を巡って協議した。ブラジルは米側に関税の撤回を重ねて求めている。
ビエイラ氏は会談後に記者会見し、トランプ米大統領とブラジルのルラ大統領が「早く会談することを望む」と述べ、首脳会談の実現に向けて日程を含めて調整を続ける考えを示した。
ビエイラ氏は「建設的な協議だった。関税撤回は必要だというブラジルの立場を改めて強調した」と述べたものの、会談内容の詳細については明らかにしなかった。