大阪国税局は17日、税金を滞納している法人から飲食接待を受けたとして、国税管理官の50代男性職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。職員は当時、この法人の徴収事務を担当していた。
国税局によると、職員は徴収部所属だった2015年3月、法人の代表者と勤務時間外に飲食。事務処理を円滑に進めるため職員から飲食に誘い「割り勘を申し出たが、受けてもらえなかった」と説明しているという。今年2月、法人への滞納に関する調査で発覚した。
職員は、別の法人代表者に18年3月~24年11月の計5回、飲食費計約4万7千円を負担させた。