昨年元日の能登半島地震や同9月の豪雨で大きな被害が出た石川県輪島市で19日、休日の地震発生を想定した小中学生の避難訓練が行われた。約750人が参加。それぞれがいる場所で身を守る行動を取った後、津波の来ない安全な所へ移動するなどした。学習用端末を使った安否確認訓練も初めて実施した。
震度7の地震後に、大津波警報が出たと想定。午前8時ごろに防災行政無線が流れると、同市門前町の自宅にいた中学2年の女子(14)と小学5年の弟(10)は、かがんで両手で頭を守る姿勢に。その後、父親らと端末を持って高台の公民館へ徒歩で向かった。