パソナグループと農機大手ヤンマーホールディングス(HD)などは22日、営農型太陽光発電の導入や、品質向上に取り組む農家の表彰といった事業で連携すると発表した。イベント運営や生産技術に知見を持つ2社が協力し、農業の活性化を目指す。
ヤンマーHDは、農地の上に太陽光パネルを設置して発電と農業を両立する仕組みを兵庫県・淡路島にあるパソナの農業施設に導入する。新規就農者に対する技術や経営の研修、社員らによる農業体験の推進でも連携する。
表彰事業は農業の魅力発信が狙いで、2026年秋の開始を計画する。土壌や野菜の成分分析やプロの料理人による味の評価などを経て、部門別の賞を農家に贈る。