週明け27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台前半で取引された。

 午後5時現在は前週末比20銭円安ドル高の1ドル=153円02~04銭。ユーロは25銭円安ユーロ高の1ユーロ=177円80~84銭。

 米政府高官の発言で米中貿易摩擦が激化するとの懸念が後退し、相対的に安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

 円はドル以外の主要通貨に対しても売られ、大手金融機関によると、円は対ユーロで一時1ユーロ=178円台前半を付け、1999年のユーロ導入後の最安値を更新した。