13日に閉幕した大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」グッズの販売が百貨店などで続いている。万博関連の人気は依然高く、回転ずし大手も世界の料理を再現した限定メニューを全国で展開する。会期中に対応しきれず取りこぼした需要を拾い、売り上げ拡大につなげる。
あべのハルカスに入る近鉄百貨店本店の公式ストアは13日に終了予定だった営業を延長した。万博会場内に限定していたグッズの販売も始め、新たなオリジナル商品の製造も企画。近鉄百貨店はグッズ売上高目標を8月時点で達成し、梶間隆弘社長は10日の記者会見で「当面は万博の余韻は残る。まだまだ盛り上げていきたい」と意気込んだ。
大丸梅田店は11月から売り場面積を倍以上に広げる計画だ。JR西日本グループは新大阪駅と大阪駅の公式ストアの営業を継続。丸善ジュンク堂書店は大阪市北区の店舗内にグッズの売り場を設けた。
回転ずし大手のくら寿司は、会場で提供した約70カ国それぞれの代表料理を再現した特別メニューを全国の店舗で販売する。スシローでも万博限定メニューの一部販売を予定している。

























