日米両政府は28日、人工知能(AI)や次世代通信など先端科学技術7分野での協力に関する覚書を締結した。AIについては「イノベーションの新たな黄金時代を約束する」と重視。理化学研究所などでの研究を通じ、社会への導入を加速させることを表明した。
小野田紀美科学技術担当相と米大統領府科学技術政策局(OSTP)のマイケル・クラツィオス局長が「技術繁栄ディールについての協力覚書」に署名した。小野田氏は会談の中で「重要技術の覇権争いが激化している中、両国が緊密に連携することは極めて重要だ」と意義を強調した。
覚書では高速で大容量の通信が可能になる第6世代(6G)移動通信システムの共同研究開発などを盛り込んだ。

























