内閣府が29日発表した10月の消費動向調査によると、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)は前月比0・5ポイント上昇の35・8となり、3カ月連続で改善した。米国が日米合意に基づき自動車の輸入関税を引き下げたことが影響したとみられる。基調判断は前月の「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直している」に引き上げた。
調査期間は今月7~20日で、指数を構成する4項目全てが改善した。「暮らし向き」は1・1ポイント、「収入の増え方」は0・6ポイント、「雇用環境」は0・2ポイント上がった。「耐久消費財の買い時判断」も0・1ポイント上昇した。

























