【ワシントン共同】米CNNテレビは10月31日、トランプ大統領がウクライナへの供与を見送った巡航ミサイル「トマホーク」について、国防総省は供与しても構わないと政権側に伝えていたと報じた。ウクライナに供与しても米国の備蓄に悪影響を及ぼさないとして、17日の米ウクライナ首脳会談に先立って統合参謀本部がホワイトハウスに報告していたという。
トランプ氏は当初、供与に前向きな姿勢を示していたが、16日の米ロ首脳電話会談でプーチン大統領が反対すると、態度を後退させた。翌17日、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談では「米国も必要だ。供与せずに戦争を終わらせることが望ましい」と主張した。

























