8日で「東京デフリンピック」開幕まで1週間となり、サッカー女子日本代表が親善試合を実施。試合後には対戦した尚志高の選手らと「デフリンピック」を表現する手話のポーズで記念撮影した=福島市のとうほう・みんなのスタジアム
 8日で「東京デフリンピック」開幕まで1週間となり、サッカー女子日本代表が親善試合を実施。試合後には対戦した尚志高の選手らと「デフリンピック」を表現する手話のポーズで記念撮影した=福島市のとうほう・みんなのスタジアム

 日本初開催の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」は8日で開幕まで1週間となった。サッカー男女日本代表は福島市のとうほう・みんなのスタジアムで親善試合を実施。女子は地元の尚志高に0-6で敗れ、課題が残ったが、山本典城監督は「(本番では)勇気や感動を与えたい。障害があるない関係なく、日の丸を背負い戦う選手を応援して」と呼びかけた。

 デフリンピックのサッカーは福島県楢葉町、広野町のJヴィレッジが会場で、男子は開幕前日の14日、女子は15日が初戦。元日本代表で、日本障がい者サッカー連盟会長の北沢豪さんは「プレーする選手たちに、たくさん声援を寄せてほしい」と話した。