楽天の辰己涼介外野手(28)が11日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する手続きを行った。楽天モバイルパーク宮城で取材に応じ「総合的に判断した。野球がうまくなりたいとか、必要としてくれるチームがあるかとか、権利行使した上で考えたい」と述べた。
米大リーグ挑戦への意欲があり、ポスティングシステムを利用した移籍をシーズン中に要望したが、球団に認められなかった。海外への思いについて「諦めたとかではない」と話した。
立命大から2019年にドラフト1位で入団。中堅手として4年連続のゴールデングラブ賞に輝いた。今季は114試合で88安打、打率2割4分、7本塁打、20盗塁。
























