東京電力柏崎刈羽原発を巡り、再稼働の是非を考える新潟県内の市民団体が13日、独自の県民意識調査を公表した。再稼働に賛成が3割、反対が6割となった。花角英世知事が県民の意思を確認する手段に挙げる「信を問う」方法は、県民投票との回答が62%で、県議会議決は14%、県知事選8%だったとしている。

 調査は今月上旬、県内の固定電話へ発信し、約800人が全て回答した。60代以上が9割を超えており、団体は「若い人の回答を集めるのは難しかった」と説明した。