NTTの島田明社長は18日、東京都内で講演し、超高速計算ができる高度な光量子コンピューターの実用化を2030年までに目指すと明らかにした。計算性能の目安となる「量子ビット」を現在の数百から100万まで増やす。創薬や気象予報などの社会課題解決に活用する。
NTTは量子コンピューター開発の新興企業と連携協定を結んだ。量子コンピューターは計算に膨大な時間を要する課題の解決に役立つと期待されている。
NTTはこの日、報道陣に研究開発センターを公開。大阪・関西万博で実演した次世代通信規格「IOWN(アイオン)」を用いた伝送の様子などを披露した。
























