尿意抑制効果があるとして交流サイト(SNS)で話題の鹿児島銘菓「ボンタンアメ」が韓国でも知名度を上げつつある。現地メディアが、日本で流行する「トイレ対策」として報じるなど、日本国内で巻き起こったブームが玄界灘の向こうにまで波及している。(西日本新聞社)
■食レポ動画が多数
セイカ食品(鹿児島市)のボンタンアメは誕生100周年の今年、ライブや映画観賞時のトイレ対策グッズとして人気が高まり、一時は品薄状態となった。

韓国のインターネットやSNSで「ボンタンアメ」と検索すると、「日本の若者や『オタク』の間で流行中」との書き込みや、実際に食べた人の感想が次々と表示される。オブラートごと食べる珍しさや独特の食感を面白がる声が多い。
ボンタンアメの「食レポ」をするショート動画も多数あり、中には再生回数が780万回を超えるものも。韓国のニュースサイト「アジア経済」は8月末、「『トイレの心配がすっかり消えました』 コンサート・映画館で必需品の100年物ゼリー」と題し、尿意抑制効果を検証した西日本新聞「あなたの特命取材班」の記事などを紹介。日本での人気ぶりや背景、韓国のSNSでも注目を浴びていることを伝えた。
























