自民党と日本維新の会の有志議員が、安全保障政策を巡り非公式の「勉強会」を始めたことが分かった。関係者が18日明らかにした。自民は木原稔官房長官や小野寺五典安全保障調査会長、維新は藤田文武共同代表らがメンバー。両党は連立政権合意に基づき年内に安保政策の協議開催を検討しており、勉強会で地ならしをする狙いがある。

 勉強会の初回は11月上旬、東京都内で開催された。政治が軍事に優越する「文民統制」や台湾有事などを想定した在外邦人の保護策などについて、有識者を交え意見交換した。今後も定期的に議論するという。